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デモ口座で練習する前に知っておきたいこと
ノックアウト・オプションやCFD取引を始める前に、まずはデモ口座で練習するのは非常に有効です。IG証券のデモ口座は、実際の取引画面とほぼ同じ環境で操作できるため、発注方法やツールの使い方を体感しながら学べます。
ただし、デモ口座には本番のライブ口座と異なる点もあるため、事前に知っておくとより効果的に活用できます。
IG証券のデモ口座で使える6種類の口座
IG証券のプラットフォームでは、ライブ口座同様に以下6種類の口座が用意されています。
- FX口座
- 株価指数口座
- 商品口座
- 個別株口座
- 債券先物口座
- バラエティ口座(VIXなど特殊商品)
デモ口座ではそれぞれに1,000万円の仮想資金があらかじめ入金されており、合計で6,000万円分を自由に使って練習できます。資金はデモ用のため、制限付きながら自由に追加することも可能です。
ライブ口座との違い
デモ口座は基本的にライブ口座と同じ操作感ですが、いくつか違いがあります。
たとえばライブ口座では、米雇用統計やFOMCなど市場が大きく動くイベント前後に最小取引単位が10ロットからになるなどの制限がかかることがあります。これは証券会社が急変動によるリスクを管理するための措置です。
一方、デモ口座では常に最小0.1ロットから取引可能で、このような制限はありません。そのため、現実よりも自由度が高い取引ができてしまう点は理解しておく必要があります。
デモ口座の精度は本番ほど高くない

デモ口座はあくまで練習用のため、価格や損益表示が実際の市場と一致しないことがあります。特に個別株口座でその傾向が強く、例えばApple株を買って半年間保有し、株価が上昇し続けているにもかかわらず損益がマイナス表示になることも珍しくありません。
こうしたズレはデモ口座の仕様であり、本番の取引では起こらない現象です。練習中に損益表示だけを見て判断すると誤解を招く可能性があるため、あくまで操作の練習や戦略検証用として使うのがおすすめです。